新たなカーシェアリング市場の創出

国内でのカーシェアリング車両や会員は近年急速に拡大しているものの、そのサービスエリアは大都市部に偏在し、地域単位の小規模な取り組みは多くの課題を有しています。地域単位での小規模事業者が、共同利用可能なシステムサービスを提供することによって、新たなカーシェアリング市場の創出を目指します。

モデル 概要
観光地モデル 観光地の周遊手段として使うシェアリング。駅、観光名所、ホテル/旅館、道の駅などに拠点を置き、観光協会などが運営。
マンションモデル マンションの管理会社・管理組合などが、住民の為に行うシェアリング。
公用車活用モデル 自治体のEV公用車を休日に民間へ開放し、地域住民のちょっとした買い物などに使うシェアリング。
企業間シェアモデル 町工場などの集積地で離れた拠点間の移動手段として企業間などでするシェアリング。
空港―都市間モデル マイカー、タクシー、バス、リムジンバスなどに代わる交通手段としてのシェアリング。

日本ユニシスがこのたび提供開始するEVの「カーシェアリング向けシステムサービス」は、EVの利活用形態として注目されるシェアリングサービスに、自社の強みであるITによる車両管理、運行情報管理、データ分析技術を活かし、新たな地域交通サービスの実現を目指すものです。

従来のカーシェアリングサービスに必要な機能に加えて、以下の特徴をもっています。

小型EVを含めた多種多様な車両によるカーシェアサービスの提供

EV・小型EVを含めた多様な車両・車種に対応可能な汎用性の高い車載機を採用することで、これまで利活用の促進が課題となっていた小型の電動車両を用いたカーシェアサービスを、低コストで短期間に実現することが可能となります。

公共交通機関や充電インフラ等との連携サービス(充電スタンド検索、最適ルート検索)の提供

最適な交通手段・充電場所の選択

効率的な交通手段での移動

目的地までの最適な移動手段、最適な充電場所を提示し、その移動手段・充電場所へのスムーズな利用誘導を可能にするもので、観光地等でのカーシェアサービス導入による移動手段の多様性(マルチモーダル)と公共交通機関との連携(インターモーダル)の効果を高めます。

異なるカーシェアリング事業者との連携サービスの提供

マルチテナント方式(複数事業者による共同利用方式)でシステムサービスを提供することで航空交通におけるコードシェア(共同運航)やアライアンスといった他社と共同での路線網拡大の手法をEVのカーシェアリングサービスに応用し、複数事業者の車両を融通しあうこと(カーシェアローミング)を可能とします。

自由に乗り降り可能なワンウェイ(マルチポート型)サービスの提供

従来のサービス(事前予約方式によるラウンドトリップ型サービス)に加えて、直前車両取り置き方式による車両貸出と複数ステーションでの車両返却に対応しているため、自由に乗り降り可能なワンウェイ(マルチポート型)サービスを実現することが出来ます。